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株式会社内田洋行教育総合研究所
ueric@uchida.co.jp
【指定箇所の取組内容】
●指定箇所は、地域の実情に応じて「(A)校務利用」または「(B)教育利用」に重点を置いた実践を設計し、当該取組を担う学校を「パイロット校」として指定すること。また、域内で事例を広く共有することを目的に協力する学校を「協力校」として指定すること。
●ガイドラインp.21以下に示す適切な利活用のために考慮すべきポイントを確認し、不足している内容がある場合には、本実証を通じて必要な体制やコンテンツ等を検討すること。
【パイロット校の取組内容】
(A)校務利用
●ガイドラインp.13の「校務における利活用場面」に記載の事項を遵守した上で、原則として約款型の生成AIサービスの利活用を通じて、以下のような業務において事例の創出・普及を行い、働き方改革に繋げる。
① 児童生徒の指導に関わる業務の支援(授業準備・部活動・生徒指導等) 授業で取り扱う教材や確認テスト問題のたたき台を作成する、授業での発問に対するシミュレーション相手として活用する、校外学習の実施行程のたたき台を作成する 等
② 学校の運営に関わる業務の支援(教務管理・学校からの情報発信・校内研修等) 時間割・授業時数案を作成する、各種お便り(学年・学級だより、給食だより、保健だより等)・通知文・案内文のたたき台を作成する 等
③ 外部対応への支援 保護者会・授業参観・保護者面談の日程調整に活用する、外部向け講演会のあいさつ文のたたき台を作成する 等
(B)教育利用
●ガイドラインp.17における児童生徒が学習活動で利活用する場面に記載の事項を遵守して実践を行う。
●教科等横断的な視点からの教育課程編成を通じて、情報活用能力を育成することが求められていることを踏まえ、生成AIを新たな情報技術として捉え、日々の児童・生徒の学びの中での利活用を検討するとともに、その成果・課題の検証を行う。
●令和元年度次世代の教育情報化推進事業「情報教育の推進等に関する調査研究」「学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力の育成体系表例とカリキュラム・マネジメントモデルの活用」等も参考にしながら、学校全体として情報活用能力の育成を体系立てて計画することなど、情報活用能力の育成に資する取組を実施する。
●実践に当たっては「生成AI自体を学ぶ場面(生成AIの仕組み、利便性・リスク、留意点)」、「使い方を学ぶ場面(より良い回答を引き出すための生成AIとの対話スキル、ファクトチェックの方法等)」、「各教科の学びにおいて積極的に用いる場面(問題を発見し、課題を設定する場面、自分の考えを形成する場面、異なる考えを整理したり、比較したり、深めたりする場面等での利活用)」などの場面を意識して実践を行う。
●効果的な取組実践を創出する観点から、学術的知見を有する研究者や優れた実践家等から伴走支援を受ける。
指定箇所名:印西市教育委員会